ブログを書き分けること。ブログのコンテキスト。

僕はいくつかブログのアカウントを持ってて、まあそれ自体は多分そんなに珍しいことじゃないと思ってる。でも、ちょっと自分のアカウントをまとめてみる機会があって思ったところを記してみる。

僕のブログ

とりあえず書いてるブログのリスト。

  • とにかく誰かに向けてるブログ。
    • ここのこと。ここはネットの話題とプログラム話題を出来る友だちが少なくて、とりあえずたまに思ったことを言ってみたいと思って書き始めた。ぱったり止まったり続けて更新したりと不安定だけどおかげで良い息抜きになってる。別にid:kakkunpakkunが誰か分からないようにしようと思ってるわけでもないけど、分かるようにする必要性も感じていない。はてなだからすごくオープンな中で書いてる気分になれるのがいいね。それでも数人は友だちも読んでくれたりしてるみたいでそれはそれですごくうれしい。
  • リアルな自分のブログ
    • 一番高い頻度で更新してるところで、まさしくリアルの僕のブログ。クローズドなところで友だちが読むところ。だからいつも友だちと話す気分で書いてる。研究室の友だち、前職の友だち、もっと前からの友だちなどなど。内容は聴いた曲、遊んだゲーム、食べたものって具合に。
  • 趣味のブログ
    • あるときから一つ趣味が増えたんだけど、これも周囲に話す相手いないようだったからとりあえずブログを書き始めてみた。記録やメモが中心で友だちに教えてもつまらないだろうからあんま知ってる人はいない。そう考えると一番実在する僕から遠いのかも。
  • 研究室の友だちとの遊んだ記録
    • 研究室の友だちはみんなすごく仲良くしてもらってて楽しいし、社会人になってから年に数回しか会わないけどその度にたくさん写真を撮ってるのでそれをまとめてポストしてる。よくある「写真あとで送るよ」と言ってそのまま送らず仕舞いというのが寂しいと思ってたし、もう7年分の記録となってしまった今は良い財産だと思ってる。
  • 会社の社内ブログ
    • 僕はそんなに更新しないんだけど、それでもどうやら月に1度くらいの頻度では書いてるみたい。始めのうちは「社内で書くくらいだったらオープンなとこで書いた方が特じゃん」って思ってたんだけど、会社に1年と数ヶ月居てやっと会社を近くに感じて来た今、ここだから書ける話題ってあるなと思うようになった。やっと馴染んで来たのかもしれない。内輪ウケでもいいじゃないかと思うようになっただけかもしれない。


他にも気分で数回書いてみたのとかもあるけどこんなところ。

ちなみに僕にはネットだけで知り合ったような友だちというのはいない。なので、僕の言う「友だち」というのは「リアル」って言うと語弊のある時代だけど、まぁ学校や会社で知り合った友だちのことだ。

こうやってリストアップしてみて思ったのは、やっぱりブログってひとつじゃ足りないなってこと。全部一つだとごちゃまぜだし、エントリーごとに読む人を選んでしまってつまらないと思う。いや、別に自分の書いてることが面白いと思ってる訳じゃないんだけど、一ヶ所に複数のコンテキストが混ざってるようで読む側に「これなんだろう?」って思わせちゃうんだよね。

自分のブログって微妙?

特に結論とか主張とかもなく書き始めてたんだけど、ふと思ったことがある。
「自分のブログ」って微妙かも。「〜〜における自分のブログ」「〜〜の趣味について書くブログ」ではなく「自分一般についてのブログ」という意味で。
それが「リアルな自分のブログ」
それは上に書いた通り、一ヶ所に複数のコンテキストが混ざってる気がするから。前職での僕、前職の中でも特に仲良かったグループの中での僕、大学の僕などなど。ほら、例えば僕の友だちにA君とBさんがいたとして、A君とBさんは互いに知り合いでもないことはあるでしょ。それが一同に会する場みたいで変に感じるんだよね。友だちの友だちという間の独特の親近感と気まずさのような。
たぶんリアルな自分が転々としてるせいもある。
そんな訳で意外とブログのコンテキストって難しいのかもねって思った。


まぁ、そんな事はたまに思いながらも今日まで更新し続けたんだけどね。

結局何を言いたいんだかさっぱりわからんし。Webにおける個人というものの方向性みたいなのが見えたような見えないようなってことで。